こんにちは、いじこです。
今回は、ヒルトングランドバケーションズクラブ(以下HGVC)の米国(ハワイ)のタイムシェア物件を売却したので、一連の流れを記録に残していこうと思います。
日本人が米国の不動産を売却する機会なんか中々無いと思うんですよ。
⬇︎売却に至った経緯はこちら
尚、今回の売却するにあたり大変お世話になったのは「くじら倶楽部」さんです。
ハワイのタイムシェアの売却やリセールの購入では最大手ではないかな。
とても丁寧な対応で、安心して取引を行うことが出来ました。(宣伝ではない)
基本的に全ての書類は英語で書かれていますが、日本語訳を付けてくださるので大丈夫です。
売却代行申し込み
・2022年1月4日
くじら倶楽部さんにお願いすることを決め、売却依頼書をHPからプリントアウトしFAXにて送付。
その後、物件広告を出すため登録手続手数料(209.42ドル実費)を支払い、HPや提携会社HP(日本語・英語)へ広告を出す。
ここから、約3ヶ月間音沙汰なし(簡単には売れないことを痛感する)
又、くじら倶楽部さんの2021年実績でゴールドシーズンの物件が3件しか成立しなかった事実を知る。(プラチナシーズンであれば良いらしいが…。米国人はオアフ島の物件は避ける印象があるらしい)
買い手がつく
・2022年3月27日
かみさんの誕生日に吉報が来るというミラクル!
くじら倶楽部さんが交渉をしてくれていた。購入希望者は、米国人夫妻。
ここから、3〜4ヶ月掛かる売買(名義変更)手続きが始まる。
買い手がついてくれたのは、本当にラッキーだった。
勝因は?
・売却後の手取りがマイナスにならない程度の売り出し金額。(交渉成立の金額は、最低売り出し価格より約1500ドル高く売れた)
・奇数年物件で2022年は2021年の8700ptが丸々セーブドポイントとしてあり、お得度が増した。
ではないかなと思いました。
売買(名義変更)手続きが始まる
・2022年4月1日
代行手続きの契約書へ署名
くじら倶楽部よりPDFで書類が送られてくる。プリントアウトし署名、FAXを送付。
・2022年4月3〜5日
エスクロー口座開設
くじら倶楽部よりメールを受信、正式に移転登記手続きが開始される。
(エスクロー会社とは、司法書士にあたる機関で売買契約通りに移転登記が行われているか確認し管理するところ)
リゾート会社が物件調査を実施
エスクロー会社は、リゾート(HGVC)に物件調査を依頼。物件内容・ポイント残数・管理費未払い・第一先取特権行使の有無を確認。
2日程度で完了。
米国納税者番号の申請
会計士事務所(提携先)による納税者番号の取得手続きを行う。
書類への直筆サインとパスポート認証手続き。(残日数9ヶ月だったかな、パスポート必須です)
会計士事務所と直接やりとり(4/18完了)
・2022年4月6日
書類の作成開始
エスクロー会社が新権利書を含む「移転登記手続きに必要な書類一式」を作成。
書類は、メールへの添付ファイルではなく郵送を希望する旨を返信。(少々の手数料は掛かるが枚数が多いため郵送を希望した。尚、手数料は最終的に売却受取金で相殺される)
・2022年5月8日
書類への記入+公証手続き
書類を受領、サインする。(署名部分の公証が必要)
公証は、自分でも出来るみたいだがややこしそうだしお金で解決!(265ドル実費)
くじら倶楽部で代行してもらうことにして書類を5/9返送。⇦印鑑証明が要ります。
5/26 完了
・2022年6月3日
書類の最終確認+税務手続き
エスクロー会社が両者からの書類を確認及び税務手続きを行う。
6/19 完了
・2022年6月19日
新権利書の登記申請+売却金受け取り
エスクロー会社が新オーナー用の新権利書を登記申請。6/19 完了
登記完了後エスクロー会社は売主へ売却金を海外送金。今回は、手数料等が差し引かれた受取額は約20万円でした。(見積もり時に入っていた連邦及びハワイ州の源泉税は免税)
円安になって良かったよ、受取額が少し増えた。
6/22 海外送金にて着金
リゾートにより名義書換え手続き
エスクロー会社がリゾート会社に名義の書き換えを申請。書き換え終了後、買主に会員番号を発行。通常、約2ヶ月くらい掛かるようです。
7/26 HPへログインを試みたところ入れなかった為、HGVCオーナーサービスにTELして確認。名義変更が完了しているとの事。
これにより、全ての手続きが終わった。
最後に
売却手続きが終わってみるともっと感慨深くなるかなって思ってたけど全くない(笑)
それどころかスッキリしている。
約10年前に購入し、本当に良い経験をさせてもらった。
「暮らすように旅をする」というスタイルも出来た。
旅行が夫婦の共通の楽しみになった。
夫婦の絆も強くなった…と思う。
HGVCよ、今までありがとう!!